夢のマイホーム」という言葉が象徴するように日本でも家を持つ事は大きな関心事の一つであり、世界共通(グローバルスタンダード)な関心事だ。世界のどこでも自分の家を持つ事は、とても豊かな事であり、幸せな事である。しかし、日本では、少し事情が異なる様に思える。日本人は家を購入する事により、その後の人生を不幸にしているのではないかと感じてしまう。なぜならば日本人は高価な住宅を購入しそのローンがあるが為に人生においてのすべての行動が制限されてしまう。そして住宅ローンは潜在的な心のストレスとなり、日々の生活を貧しくしてしまう・・・・。

時には思い切った旅行をするのもすばらしいし、リムジンで高級レストランに行き食事するのも悪くない。しかし30年、35年の長期ローンを組み、利子を含めて元本の2倍近くの金額を一生かけて支払い、気が付くと生涯収入の1/3程が住宅ローンに消えていく事を考えると、財布の紐を締めたくなる。結局はすべての行動が消極的になり、器の小さい人生になってしまう。しかも、その様に人生の楽しみを犠牲にし、ようやくローンを払い終え、晴れて家が「自分のもの」になった頃には、建物の資産価値は無に等しい・・・・。

資産価値が継続し、子孫に受け継がれれば、子供達は比較的豊かな生活を営むことが出来るのだろうが、資産価値の問題や税制の問題、そして文化の問題が資産の受け継ぎの妨げとなり日本人をより不幸にしている。これはヨーロッパと大きな差異があると言える。

そもそも先進国の中で建物の資産価値がこれ程、低評価なのは日本だけだろう。一部の例外もあるが、ヨーロッパでは「古いほど価値がある」文化が根付いており、建物も古いほど人気がある。

古いもの」にはそれなりの趣(おもむき)があり、その場に溶け込む落ち着きがある。ヨーロッパの街並みは「古さ」を大事にし、それを上手に演出している。パリの街並みは厳しい「景観条例」によって建物の古い外観が維持されている。内装には規制がないので、大規模なリノベーションを施して、現代の生活に適応できる最新の設備が埋め込まれている。これがパリのアパルトマンである。

  このようなパリのアパルトマンを日本の都市部で容易に手に入れる事ができるのである。それも、重い住宅ローンを背負わずに手に入れる事ができるのだ。

それは・・・・・ 公団住宅 ・・・・・・である。

築30年前後維持管理がしっかりされている公団住宅で低層(5階建て)であれば構造も問題ない。

この公団住宅は余裕のある空地率で建てられている為、空地に植えられた樹木が30年程を経て、成長し森林になり、美しい自然環境を形成している場合が多いこの景観や環境は民間の分譲マンションでは簡単に実現できない。

それから・・・関東都市部(たとえば横浜市)でも、同じ専有面積を持つ新築分譲マンションの、1/3以下の価格で手に入れる事ができる。全面改装(リノベーション)したとしても、半額で済む。

古さの趣があり、緑囲まれ、リノベーションで室内は快適。しかも新築の半額程度。

「スクラップ & ビルド」 で環境破壊するより、素敵な「昭和の遺産」を上手にリノベーションして再利用し続ける事によって、日本人が忘れていた郷愁的な文化をも思い出させてくれるのではないだろうか。

最後に・・。。。

家を買うために人生があるのではなく、人生を楽しむ為に家を買う。

それを忘れてはいけない。

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コメント / トラックバック2件 to “① メッセージ”

  1. kayabuki Says:

    はじめまして。
    岩手茅葺暮らしから UR住宅に住まって10年。
    コルの集合住宅に 惹かれています。

    快適UR住宅暮らし しています。
    埼玉県久喜青葉団地 再生団地の指定を受けました。

  2. kayabuki Says:

    承認のメール他1通 をいただきましたが 文字化けしております。
    PC使いこなせなくて申し訳ありません。

    どのようにしたら よろしいでしょうか。

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